『マツコの知らない世界』「マツコ興奮！大人の図鑑」

　おはようございます。神谷です。

　最近、必ず見るテレビ番組が増えてしまいました。

　それが、『マツコの知らない世界』です。

　このテレビ番組すごく面白いです。

　すごい些末的なことをスゴク深堀する番組なんです。

　2015年2月3日の「マツコ興奮！大人の図鑑」は面白かったです。

　本の話なので、ぜひ、『【成幸本】書店』で紹介したく、記事にしました

図鑑を読むか？

　マツコ・デラックスさんも言っていましたが、

　「図鑑に興味があるか？」

と言われたら、

　「NO!」

でしょうねぇ。

　長く図鑑を見ていない人の図鑑のイメージは、「便利だけど無味乾燥」という感じじゃないでしょうか？

　しかし、『マツコの知らない世界』「マツコ興奮！大人の図鑑」で紹介された、図鑑たちは、ワクワクに溢れていましたよ。

　ゲストは、千葉県立中央博物館の主任上席研究員　斎木健一という方です。

　この方、図鑑好きが高じて『図鑑を開設する図鑑　図鑑大好き！』を出版してしまいました。

革命をもたらした２大図鑑

　図鑑は3万部も売れれば、大ヒットといわれますが、100万部売れた図鑑があります。

『くらべる図鑑(小学館の図鑑NEO+ぷらす)』

　それは、動物の大きさ/小ささだったり、走る速さ、泳ぐ速さだったりします。

　ホッキョクグマは思ったより泳ぎが遅い(時速約10km)とか(人間よりかは速い(時速約8.9km)ですけど)、泳ぐのが速いのはカジキマグロ(時速約109km)だとかが一目で楽しくわかります。

　東京にエアーズロックを持ってきたらどれくらいのものかというページも面白かったですね。

　東京駅にエアーズロックが隣接している絵があったのですが、東京駅の何倍もあります。

　私は、エアーズロックを写真でちょこっとしか見たことがなかったのです。

　単なる小高い丘みたいなイメージでしたが、エアーズロックはちょっとした山だということが分かりました。

　数字データで、高さxxxm、幅xxxm、長さxxxmと言われたのではピンときませんが、これならすごくよくイメージできます。

　子どもも大人も比較が大好き、ランキングが大好き。

　ショッピングでも、売上ランキングのページはたくさんアクセスがあります。

　お子様へのプレゼントとしても買いですね。

　お父さんお母さんも楽しめること請け合いです。

『DVD付 昆虫 (講談社の動く図鑑MOVE)』

　これもいいですね。

　昆虫図鑑というと、昆虫の「前」「横」「後ろ」の写真や絵があって、あとは、いろいろな諸元が書いてあるだけ。

　気の利いている図鑑だと、ちょっとしたイラストや写真がある程度のモノというイメージしかありませんでした。

　しかし、この『DVD付 昆虫 (講談社の動く図鑑MOVE)』は、バッタがまさにはねているときの写真等が使われています。

　つまり、その昆虫が、一番その昆虫らしいときの姿が載っているのです。

　これはたまりませんね。

　イメージがグングン湧きます。

　NHKのDVDもついてるのですから、その躍動感を確認するのもGood!。

　テレビでは、蜘蛛がカマキリを捕まえるシーンがありました。

　日常おこっていることもこうやって見てみると面白いですね。

　最近の若いお父さんもなかなか昆虫を見た経験がないかもしれません。

　お子さんと一緒に見て、コミュニケーションをとれますよ。

　でも、私は写真がいいなぁ、この図鑑。

 大人もハマるおススメ図鑑

　では、ココから、斎木先生のおススメの図鑑3冊です。

　どれも魅力的ですよ。

『世界で一番美しい元素図鑑』

　高校生の時、この本を見ていたら、化学がもっと好きになったんじゃないかと思う本です。

　4000円以上するので、個人でもつのことはそんなにススメマセンが、中学高校の理科担当の先生にはぜひ買って、生徒に見せてあげて欲しい本です。

　すべての元素の写真が載っているのです。

　炭素(C)の写真はダイヤモンド。

　絵になりますよね。

　金は、金塊の写真が美しくとられています。

　しかし、目に見えないものは？

　たとえば水素。

　水素は宇宙空間なら目に見えるそうです。

　ですから、宇宙空間にある水素をハッブル宇宙望遠鏡で撮影した写真が載っていました。　

　マツコさんは、『世界で一番美しい元素図鑑』をオシャレなリビングのインテリアとしておいておくのもいいんじゃないか、とコメントしていました。

　こんなローテーブルの棚に置くのでしょうね。

 『COSMO ガラスセンターテーブル』

　この図鑑、スマホのアプリとも連携して、元素の写真がいろいろな角度から見られるようになっています。

　※スマートフォンのアプリストアで「元素図鑑」を検索してください。 

『醤油鯛』

 　お弁当等についている、魚の形をした醤油さしを集めた図鑑です。

　それを「醤油鯛」と呼んでいます。

　一つ一つに名前を付けて、どこで手に入れたかなどを説明。

　ハッキリ言って、わたしにはまったく興味がありません。

　しかし、この本はスゴイことを教えてくれます。

　「どんなにくだらないことでも、徹底的にやればカタチになる。」

　誰が、醤油さしが本になるということを想像できるでしょうか。

　だから、好きな物なんでもいいのです。

　とにかく徹底的にやること。

　本にならなくても、ブログなどで配信すれば、多くの同好の士を集めることができるのですね。

　しかし、醤油さしが本になるのかぁ・・・

『世界一美しい団地図鑑』

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　「団地」かぁ・・・

　ちゃんとした団地の設計する人が書いた本だそうです。

　団地の美しさと言われても・・・。

　団地の型なども載っているそうです。

　響く人には響くのでしょう。

　ちょっと私には理解できない世界です。

　昔の団地なども撮られているので、現在取り壊し中の赤羽台が建った時の雄姿も撮られています。

　団地が好きな方には。

 最後に

　図鑑を

　「調べる」

モノではなく、

　「楽しむ」

モノとしてとらえたのが成功の秘訣のようです。

　商品等を作るとき

■　便利な物

■　役に立つ者

という視点で「機能」ばかりに目が行きがちですが、

　「どうしたら楽しくなるか？」

というところに光を当てると、爆発的にヒットするようです。

　何かを考えるときに

■　「それは楽しいのか？」

■　「どうしたら楽しくなるのだろうか？」

と考えたら、人生バラ色になりそうです。

　それにしても、マツコ・デラックスさんって本当に頭がいいですね。

　将来はタモリさんみたいなタレントになるのかなぁと思っています。

　活躍を期待してしまいますね。