おはようございます。 神谷です。
著者の染谷氏を初めて拝見したのは、アフィリエイトの講習会でした。
確か、あるテーマの対談の司会者役だったと思います。
その時に『Xperia非公式マニュアル』というサイトが月に何十万アクセスとあると、紹介されていました。
その時の気持ちを正直に言うと、
「もともとスマフォに強かったんだろうなぁ。いいスキルを持っていて、それをブログにして売れたんだろうな・・・」
です。
本当に、「普通」の小市民的反応をしてしまいました。
その後もリンクシェアフェアなどでお見かけしたりしました。
そして先日に開催されたアフィリエイトの講習会でも、司会役をされていて、その時に、この『ブログ飯』をプレゼントして頂けるという事だったので、たまたま私がいただけることになった次第です。
染谷さん、本当にありがとうございました。
『ブログ飯』の本の構成
『ブログ飯』の目次をカンタンに紹介します。
第1章 私が「ブログ飯」になるまで
この章が一番印象的でした。今回の記事でじっくり紹介しています。
第2章 ただのブログを「飯が食えるブログ」に変える
ブログをはじめたばかりの人はこの章だけじっくり読んで、ひとまず先を読むのをやめてもいいんじゃないかと思います。
第2章に書いてあることが理解できて、実践出来たら、第3章に進みましょう。
第3章 継続して成果を出すブログの違い
染谷氏の考える、アクセスが集まるブログの作り方です。
この本のキモの部分じゃないかと思います。
第4章 個人でお金を稼ぐということ
この本を買った人の一番興味のある章かもしれません。
そう、ブログで稼ぐための具体的な手段が多く載っています。
しかし、第3章までができていないと、この章で書いてあることを実践しても稼げませんよ。
第5章 SNSことはじめ
余裕があったら読むという感じでもいいのではないかと。
私個人は、ツイッターはやっていますが、Facebookはやっていません。
第6章 突き抜ける技術
この章はけっこう読ませます。
しかし、後回しにしてもいいかなという章です。
特別コラム「鬼嫁は見た!~没個性サラリーマンの華麗なる転身の秘密~」
ここは絶対に読みましょう。
ネットビジネスに成功するために、如何に家族の協力が必要かがスゴク伝わってきます。
では、第1章から紹介します。
『ブログ飯』の著者は元は人事担当
実は、『ブログ飯』にはとても興味があったのですが、読んでいませんでした。
それは、たまたまスマフォに詳しい人が、ブログを書いて飯が食べられるようになったというのなら、こんな売れるネタを持っていない自分にはあんまり参考にならないんじゃないかと思っていたからです。
しかし、これは完全に誤解でした。
染谷氏は、非IT系の事務屋さんで(人事を多く担当していたようです)、単にブログを書くことが好き・・・という感じの方でした。
元はグルメブログや投資ブログを書いていたそうです。
そのブログから数万円という収益の状態で、会社の早期退職制度に乗ってフリーランスの道へ・・・
早期退職時に、1年分の退職金が出るので、1年もあれば何とかなるだろうと、先の収益の根拠もないままに退職してしまったらしいのですね。
そして、すぐに、Xperiaの事を書き始めて爆発的なヒットへ・・・・とはなるわけないのです。
資金が底をつく
この家族構成は、かなりなお金がかかります。
染谷氏はいろいろやっても、月10万円弱位の収益にしかならず(アフィリエイトとアドセンスで10万円って、それだけでも結構すごいと思うのですが)、貯金の底見えてきたそうです。
その時に、奥さんに「ブログで飯を食う」ことから撤退を宣言したのですが、奥さんから、叱咤激励されました。
「会社に頼らず自分の力で稼いで生きていく」ということを支持してくれたとのことです。
そして、Xperiaの事を書き始めて爆発的なヒットへ・・・というわけでもないのです。
さらに売れない状態は続き、本当に資金が底をつきかけて、アルバイトでもしないとまずいというところまで追いつめられてきたところで、スマフォブームが到来して、
「これに乗れ!!」
ということで、『Xperia非公式マニュアル』にたどり着いたそうです。
まさに、タイムリミットぎりぎりだったようですね。
まずブログで飯が食えて道が開ける
染谷氏は『Xperia非公式マニュアル』の成功により、外部との付き合いをするだけの余裕ができはじめます。
そして、『Xperia非公式マニュアル』の成功をベースに、いろいろな話が出てきて、今ではブログからの収益だけではなく、講演、執筆など様々な方法で収入を得ているとのことです。
強調をしているのは、
「今でこそいろいろな収入があるが、その収入の元を作ったのは、ブログから食えるようになった」 という経験があってのこと。
何か一つ突き抜けるような何かを成し遂げると、自然とそこから仕事というのは派生するものなのですね。
「続けていれば、開けない夜はない・・・」
いや、
「夜が明けるまで走り続ける」 といったほうが正解なんでしょう。
『ブログ飯』を読んで、染谷氏のイメージががらりと変わりました。
次に会ったときにはちゃんとお礼を言っておかなくちゃ。
では、染谷氏の提唱するブログで飯が食える方法は次回から紹介していきます。
それと、染谷氏を支えた奥さんの手記もあるんです。
けっこう感動ものです。
豪快な人で、人間はひとり理解者がいれば何事も達成できるのではないかという気にさせてもらいました。
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