おはようございます。
神谷です。
起き抜けに頭が働かないのは脳科学にみても正しい。
脳をちゃんと働かしたかったらウォーミングアップを。
ということを、先日の記事に書きました。
早起きして、仕事を効率的にこなして、残業なしで帰る。
なかなかできないと考える方も多いとは思いますが、早起きして脳のウォーミングアップをして仕事をするのが、出世の近道かもしれません。
歴史上の天才たちも、朝型が多かったそうですよ。
それでは、今回も築山節氏の『脳が冴える15の習慣』から紹介します。
脳には回転数がある
引用します。
脳の力には、「基本回転数」とでも呼ぶべき要素があります。
何か問題を解決しなければならない時に、ぐっと集中を高めて、速く的確が判断ができる。
脳に蓄えられている記憶をパッと思考に結びつけ、臨機応変な対応ができる。
そういう力量を、本書では、脳の基本的回転数と呼びます。
頭の回転の速さと理解してくださっても構いません。
脳の基本的回転数は、上げようと思えばいつでも上げられるものではありません。
よくわかる話ですよね。
脳がよく回れば、理解が早いとか、問題解決がすばやくできるとか、いいことづくめ。
じゃぁ、どうすれば脳の「基本的回転数」を上げられるようになるか?
それには、訓練が必要。
まず、脳科学的にに脳が働きやすい状態にして(早起きしてウォーミングアップ)。
そして、
『あることにするのに時間的制約をかける』
ことがいいのです。
何かをするのに時間的制約を掛けるのって、できるだけ多くの人が避けたいことですよね。
可能な限り時間をかけて、その仕事ができたときが終わりの時間・・・、ではNGなんです。
人の脳は時間的な制約があるほうが、回転数が速くなる。
そして、日頃、時間的な制約をかけて、普段から回転数が上がるようにしておかないと、いざという時に役に立たない。
やっぱり、これも、「脳」のトレーニングが必要。
行動に時間の制約を付けよう
じゃぁ、これからはプライベートなことでも、行動を起こすときには、必ず時間的な制約をつけるようにしましょう・・・・なんて、まっぴらごめん!!
ただでさえ、会社でいろいろな制約を付けられているわけですから、プライベートでも時間の制約をつけるなんて疲れてしまう・・・という事じゃありませんかねぇ。
以前、小林正観さんの
「時間に厳しい、交通関係仕事をやる方はガンになりやすい・・・」
なんていう話もありましたよね(ガンになりやすい職業は?『宇宙を味方にする方程式』 小林正観)。
脳が冴えたって、ガンになるのはイヤ・・・・、どうすれば。
時間に追われるような生活を送るのは、ストレスがたまるからダメなんですね。
だったら、ストレスがたまらないように時間の制約を楽しんでやってしまいましょう。
「▲▲と**を今日の午前中までに終わらせる。」
・・・
「**は午前中に終わったけど、▲▲は終わらなかった。自分で決めたことなのに、ダメだなぁ、俺って・・・」
日本人は、こう考える方が多いのではないでしょうか。
いわゆる減点法ですよね。
この場合は、
「▲▲は終わらなかったけど、**は午前中に終わったから、○。」
と加点方式で人生考えればいいのではないでしょうか。
そして、気持ち的にはゲームのような感覚で。
生涯納税額日本一の斎藤一人さんも言っていました。
深刻にならずに、仕事はゲーム感覚で、楽しくやる。
時間的制約を楽しんでやる。
楽しくて、脳の回転も速くなる。
これが、コツなんじゃないでしょうか。
一日の仕事を小さな単位にして、時間の制約のある、小さなゲームを何回も繰り返すのがいいようです。
しっかり寝る
寝る時間を削って、仕事をしている。
しかし、そんなことを続けていると、やはり良い脳にはならないようです。
寝ていても、脳の機能は止まるわけではありません。
寝ている間に、情報の整理をしているわけです。
そして、寝ているのですから、外から余計な情報が入ってこないので、脳はじっくり情報の整理ができるわけです。
いいアイデアが浮かばない、徹夜して考えよう・・・はダメです。
中途半端なところまで考えて、あとは、脳の潜在意識の部分に任せて、眠ってしまいましょう。
整理された情報によって、次の朝に早起きしたときにパッとひらめく可能性があります。
「え?次の朝にアイデアが出る保証はあるの?」ですか。
そんな保証はありません。
しかし、徹夜して悩んでいたって、アイデアが出る保証なんてないんです。
でしたら、脳科学的に正しい方法で対応したほうがお得ですよね。
築山節氏は理想的睡眠時間を6~7.5時間と言っています。
参考にしてください。
このように、次回も「脳」に役に立つお話を紹介していきたいと思います。
自分の脳がどうすれば冴え続けるか、興味のある方は本を読んでくださいね。
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