神谷です。
以前に、アメブロで、萩本欽一氏の『ダメなときほど運はたまる』萩本欽一 / 運について、欽ちゃんに聞いてみたという本を紹介しました。
けっこう評判の本で、ブログの読者さんからも評判がよかったのですが、「家族の運は全部俺が使っちゃったから、お前には運が無いから、普通のサラリーマンになりな」と子供に言ったという、感じの話は少し引いてしまった覚えがあります。
「たまる」ではなく、「ためる」
最近思ったのは、
『ダメなときほど運はたまる』
ではなく、
『ダメなときほど運をためる』
じゃないかと。
例えば、仕事でミスってすごいリカバリーをしなければいけない時、その時に、
Aさん:
と思いながら、最低限のリカバリーをする。
一方、
B君:
と思って、積極的リカバリーをする。
この二人のとった行動の違いは、後々大きく彼らの人生に影響してきます。
B君は、信用も実力も得るでしょう。
それに対して、Aさんは信用ガタ落ち、仕事のモチベーションも下がっていく一方。
もう一つ紹介します
例えば、不況だ・・・お客さんが来ない・・・お店暇すぎる・・・という場合
Aさん:
B君:
どちらも「売上げが無い」ということは同じですが、後々、どちらのお店が繁盛するかは明確です。
行動と経験の中で、人やお店に貯まっているモノを総合的に「運」というのでないと私は考えるようになりました。
「運をためる」というのは、ワクワクできる
この、「運をためる」という行動は、始動させるのがしんどいのです。
何と言っても、ダメな時ですから、心のエネルギーが無い。
何もかもが面倒になっている。
しかし、心のエネルギーがゼロになることはめったにありません。
ほんの少しずつでいいので、「運をためる」行動を起こすのです。
そうするとどうなるのか?
「これだけガンバッテいるのだから、これは何かいいことあるかもしれない。」
とワクワクし出すのです。
ワクワクし出すということは、心のエネルギーが充てんされ始めたという事です。
そして、さらに行動を加速すると、さらにエネルギーが補充されて、そんなことをしているうちに、成果が出始めて、さらに心のエネルギーが充てんされていく、という好循環が生まれます。
行動が、少なくなった心のエネルギーを補充してくれるのです。
ダメなときに、消極的な行動や、行動自体を止めてしまうと、さらに心のエネルギーが少なくなってしまいますよ。
「やる気が行動を生むのではなく、行動がやる気を生む」
これは事実です。
この、心のエネルギー自体も「運」の一部です。
さぁ、失敗続きや売上が落ちてしまっているなどの逆境の方がいらっしゃいましたら、まずは「行動」することです。
繰り返しますが、心のエネルギーがゼロになることもありません。
できる施策がゼロになることもありません。
「行動」しましょう。
「”行動”した結果、成果が出ずに心折れそうになることだってあるじゃないか!!」
という方がいらっしゃるかもしれません。
その話は、また別の機会にしたいと思います。
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