おはようございます。
神谷です。
あまり、政治ネタは書かないようにしているのですが、今回はちょっと一言。
選挙に行かないのはそうとうまずい
私の歳は、投票率から見ると投票率の高い方の歳だそうです。
いつの間にか、そんな歳になってしまいました。
そして、高齢になれば、投票率が高くなります。
問題は、20代、30代の方の投票率の低さです。
意識していますか?
20代、30代というのは、他の世代と比較すると、絶対数も少ないのです。
こうなると、政治家はどう考えるか?
「若者の意見なんて顧慮しなくていいんじゃないか。どうせあいつら選挙に来ないし」
と思う事は、カンタンに想像できます。
ニュースで、若い人にインタービューしていたのを見たのです。
その人は、
「僕は、投票に行かないことが主張です。」
と言っていました。
多分、
「若者が魅力を感じるような政策をする人がいないから選挙なんか行かない」
ということを言っているのでしょう。
一方、私の想像するところですが、仮にいま最も勢いのある党の選挙の責任者がそれを見たら、
「ラッキー!」
と思っているのではないかと思うのです。
仮に、若者向けの政策をないがしろにしていたとしても、対抗する政党に票が流れることがないのですから。
じゃぁ、若者はどうすればいいんだ
投票に行かないのはまずいことだと分かっても、選挙に行って、
■ 投票したい人
■ 投票したい政党
なんかない!!
という問題がありますよね。
これは、ある意味しょうがないのです。
若者は絶対数が少ないし、選挙にも来ないし、そんな若者向けに魅力のある政策なんて出しても得票につながらないから。
だったら、選挙行っても意味ないじゃん・・・と思ってしまうでしょう。
白票で意思表示
そこで、どうしたらいいか?
それは、
「選挙に行って、何も書かないで投票する。白票を投票する。」
です。
これは、選挙に行かないのとどう違うのか?
■ 選挙に行かない
多数派の政権に無条件でしたがいます。
■ 白票を投票する
政権を任せたい、人及び政党がありません。
という意味なんです。
とはいえ、
「白票に力があるのか?」
と思うのではないでしょうか?
実はあるんですよ。
白票の力
白票の数というのはテレビには出ないと思いますが、ちゃんと統計に出ます。
そして、世代別の投票率もちゃんと統計に出ます。
そうすると、
「あれ、20代の投票率が高くなってきたぞ。そして、白票が多いなぁ。」
という統計が出るわけです。
こうなると政治家は、
「あれ、最近若者の投票率が上がってきて、なおかつ支持する政党がないというんだな。だったら、ちょっと若者向けの政策で打って出ようか」
ということになるのです。
白票を投じた若者向けに政治家も考え出すというわけです。
わざわざ、白票を投票しに行くのはちょっとしんどいかもしれませんが、白票でもちゃんと1票の力を持っているんです。
だから、選挙には行きましょうね。
すぐには、効果は出ませんが、選挙に行かなくなったら、どんどん若者の気持ちからかい離した政策が出てきますよ。