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『マンガ 飲食店完全バイブル さすらいの再建人マサが行く』 日経レストラン編集部

2014-09-12


 おはようございます。

 神谷です。

 サラリーマンをやっていると、ふと思いませんか?

 「独立して飲食店をやるのっていいかもしれない。」

 って。

 繁盛店などに行くと実にイキイキして、お店の人が働いています。

 そんなところを見ると、

 「飲食店って、やってみたいなぁ」

 なんて、思うんじゃないでしょうか。

 しかし、お店は、他人にいいところしか見せないですよね。

 苦労しているところなんて、他人にそうそう見せるもんじゃありません。

 でも、飲食店で、独立するしないに関わらず、

 「飲食店の経営ってどんなもんなんだろう」

って、興味ありませんか。

 そんな、飲食店の大変さを垣間見れる本が、『マンガ 飲食店完全バイブル さすらいの料理人マサが行く』です。

 題名の通り、マンガですから、ライトに読めます。

 でも、内容はしっかりしています。

 内容も実際に繁盛店を経営している人にとっては、当たり前のことばかりかもしれませんが、その世界らない方にとっては、新鮮です。

 読んでみると、今やっている仕事にも通じるものがあって、興味が持てると思います。

マサが切る

料理人

 『マンガ 飲食店完全バイブル さすらいの料理人マサが行く』は、さすらいの料理人マサが旅をしている最中に、問題のある飲食店に乗り込んで、その店を立て直す、という話です。

 飲食店に来た客がいきなり店のオーナーや料理長に、

 「あなたのお店には問題がある。解決してあげましょう。」

 と言われて、

 「ハイそうですか。よろしくお願いします。」

 という事にはならないでしょうが、そこのところは、マンガと言うことで、目をつぶるしかないです。

 料理人がお店を立て直すのだから、そのお店にすばらしい料理を教えてあげる・・・・これでは普通の少年誌です。

 日経さんが作っているのだから、経営的な観点から、その飲食店を見直し、経営を立て直す、というストーリーです。

章立て

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 『マンガ 飲食店完全バイブル さすらいの料理人マサが行く』の章立ては次のようになっています。

第1章 当たり前の徹底が繁盛への道

 この章では、原価計算とか、経費の話が載っています。

 原価計算って、サラリーマン方はあまりやらないことだと思います。

 しかし、これなしでは利益は語れませんよね。

第2章 店主次第で店は変わる

 お店のリーダーシップに関しての話がメインです。

 これは、会社などでも共通のことが言えますので、きっとあなたの仕事でも直接役に立つ話が載っていると思います。

第3章 接客上手は、商売上手

 営業職の方などは、この辺が直接役に立つのではないかと思います。

 「多すぎる販促はありがた迷惑」

 という話があるのですが、これなんか、いろんな会社、お店で共通のことですね。   

第4章 従業員は店の宝

 いうまでもありませんね。

 会社にとっても同じことです。

 「パートの仲違いをなくすには」

 という話があるのですが、これも普通の会社、特に小さい会社で、社員同士の仲違いで困っている方には役に立つのではないでしょうか。

第5章 お客様の心を読める店が成功する

 これも、営業職の方には役に立ちそうですね。

 仕事のためにと、ダイレクトに仕事のスキルを学ぶとちょっと疲れますよね。

 だから、ちょっと業態が違う世界で、同様の問題を学ぶと、いつもとは違った「脳」の部分が動き出すと思います。

 また、違う業態で同じ問題が出たときには、それを説明するときの比喩にも使えます。

 直接言っても伝わらないことが、比喩で表現するとスッと伝わることがあります。

 そんな点においても『マンガ 飲食店完全バイブル さすらいの料理人マサが行く』は、便利な本だと思います。

 次回は、マサが飲食店のどんな具体的な問題を解決していくかを紹介します。

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