おはようございます。
神谷です。
この、築山節氏の『脳がさえる15の習慣』を読んで、ちょっと背筋が寒くなりました。
なんか、今の生活のままじゃ、
「脳がだんだん閉じていく・・・」
ような気がしたからです。
やっぱり、「脳」も筋肉と同じように、
■ 使っていないと萎え
■ 偏って使っていると、使っていないところが動かなくなる
ということがよくわかりました。
特に、退職などの理由で、
▲ 他人とのコミュニケーションが少なくなった
▲ 部屋にこもりっきりで仕事をするようになった
▲ 運動を極端にしなくなった
という方には特に読んでいただきたい本です。
そして、
▲ 最近、なんとなく頭がぼんやりしている
▲ 記憶力や集中力、思考力が衰えたんじゃないか
と思っている方にも、『脳が冴える15の習慣』をおススメします。
著者の築山節氏は、現役の脳神経外科専門医です。
そんな、専門家の「脳」のお話を聞いてみましょう。
冴えない脳とは
ちょっと、「はじめに」に「冴えない脳」とはどんなものかが載っていますので、引用します。
人から話しかけられたときなどにパッと反応できない。
話を聞いていても文章を読んでいても内容がスラスラ頭に入ってこない。
よく知っているはずのことが思い出せない。
思考がすぐに途切れてしまう。
良いアイデアが浮かばない。
集中力が続かない。
ぼんやりしているうちに時間が過ぎている。
そのために、仕事や生活がうまくいかなくなっている・・・・。
いかがでしょうか?
何か当てはまることがありますか。
その気になる症状は、まだ、”異常”ということはないのかもしれませんが、そんな方は脳がだんだん弱っているのかもしれません。
ですから、脳が冴えるような生活に改善する必要があるのです。
今日から、『脳が冴える15の習慣』から、脳を冴えさせる習慣を抜粋して紹介します。
それも、著者が言うには、
■ 時間的にも経済的も負担にならない。
■ 脳に良い影響が与えられるだけでなく、人生がより豊かになる。
というのですから、こんなお得なことはやらないわけにはいけない・・・という感じなんです。
『脳が冴える15の習慣』の構成
『脳が冴える15の習慣』はだいたい6つの構成になっています。
① 脳の活動を安定させ、また、集中力や頭の回転の速さを高めたりするための習慣
② 思考系の中枢である前頭葉を鍛えたり、その力を発揮されやすい環境を整えたりするための習慣
③ 情報を脳に入力する力と記憶力を高める習慣
④ 情報を出力する力、つまりコミュニケーション能力を高めるための習慣
⑤ 臓器としての脳を健康に保つための習慣
⑥ 自己管理、ひらめき、意欲を高める習慣
多分①だけ読むのでも「脳」を冴えさせるためにはかなりの効果があると思います。
朝ちゃんと起きる
また出ましたね。
脳科学的にみても、精神的にみても、脳が冴えるような生活をするには、
「朝、ちゃんと起きること」
なんです。
これで多くの問題が良い方向に向かうのですから、やらないのは、損です。
私も、フリーランスになってから、風邪もひかず、脳もそれなりに働いてくれるのは、
「早寝早起」
のお蔭だと思っています。
脳が働かない時間に無理に働かせようとするとどうなるか、ちょっと引用します。
思考を組み立てる前頭葉が休みたがっているときに難しい話をしようとするので、長続きしない。
話している最中にすーっと落ちて、不意に何も考えられなくなってしまう。
次のコトバが出てこなくなる。
そういう時でも感情系の方は目覚めていて、まずい状況であることは分かるので、動揺する。
その感情系の動きを抑えるための機能も脳にありますから、ますます考えることにエネルギーを割けなくなり、
「・・・・・・」
何も考えられない空白の時間ができてします。
こういう時には相手の言っていることもパッと頭に入ってこないはずです。
と言うように、
「脳」がちゃんと働くように生活リズムを調整すれば、それだけでかなり改善するという事です。
いろいろ事情があって、夜更かしをすることがあるとは思いますが、自分の脳をより有効に使うには、「早寝早起」が有効です。
生活のリズムが壊れるとボケにもつながるそうですよ。
では、早く起きた朝には何をすればいいのか?
それは、
・ 散歩などの軽い運動
・ 部屋の片づけ
・ 料理
・ ガーデニング
・ 一言加えて挨拶
・ 音読(できれば10分以上)
この中からできるものを選んでくださいね。
このように、次回も「脳」に役に立つお話を紹介していきたいと思います。
自分の脳がどうすれば冴え続けるか、興味のある方は本を読んでくださいね。
ご購入の際は、こちらからどうぞ