おはようございます。
神谷です。
貧乏神がデートで行きたかった場所
勤太郎は、貧乏神の幸子さんとデートをすることに。
勤太郎が幸子さんに
「どこに行きたい?」と聞くと。
幸子さんの答えは
「ハローワーク」・・・。
う~ん、確かに、ハローワークというのは貧乏な人が多いんじゃないかというのは、簡単に納得できてしまいます。
なんといっても、無職で仕事を探している人が多いのですから。
怒っている人は貧乏
そこで、貧乏神の幸子さんはある人の行動を見て嬉しそうにしていました。
幸子さんが見ていたのは、
「ハローワークの窓口にクレームをつけている人」
貧乏神の幸子さんは、こう言います。
「あの人、これからも貧乏ですよ」と。
勤太郎がその訳が分からず、幸子さんに理由を聞くと、幸子さんが語ります。
だって、あの人は気持ち良さそうに人を責めているじゃないですか。
人を責めたり批判したりすることが好きな人って、他人が不幸になることを望んでいる人ですから。
そういう言葉を口にすればするほど貧乏神というのは、その人に近づいていきたくなるんです。
『言葉』というのは、その人の一番最初の行動ですからね。
私たち貧乏神は人間を見るときは言葉に注目するのです。
貧乏神じゃなくても、人は知らず知らずのうちにその人の言葉に注目しているはずです。
そして、人は貧乏神との逆の行動をとるのです。
そう、『言葉』の悪い人から遠ざかるのです。
運や、お金を運んできてくれるのは、「人」なんです。
人が離れれば、その人はどんどん貧乏になっていく・・・これ、カンタンに想像できることですね。
お店や、サービスにクレームをよくつける人っています。
「なめられちゃいけない」「プライドが傷ついた」
等の理由で、クレームをつけるのでしょう。
それが貧乏の始まり。
周りの人がそれを見ています。
もしかしたら、クレームを付けた相手がいつか自分のお客さんになるかもしれません。
困ったり、意にそぐわないような場面に出くわしたら、そのことを相手に伝えればいいのです。
お詫びが無かったら、二度とその人や、そのサービスに関わらなければいいのです。
怒ったついでに、自分の価値まで貶めてしまうのは損ですよ・・・だから貧乏神がついてくるのですね。
貧乏神に嫌われるには
ここで、勤太郎は人をホメれば、貧乏神に嫌われるのではないかと、貧乏神の幸子さんに問いかけます。
幸子さんは、
■ 相手をコントロールするためにホメるような人
■ 相手に嫌われたくないという理由から人をホメ人
は、貧乏神が大好きと言います。
では、
「貧乏神に嫌われるようなホメ方は?」と幸子さんに聞くと。
貧乏神から嫌われるのは『他の人が気づいていない長所をホメる』という行動です。
そいうホメ方をされて嬉しくない人はいませんから。
これは、しっかりその人を見て、理解してホメる、という事なんでしょうね。
上っ面でないホメ言葉。
誰でも嬉しいですね。
とりあえず、人を責めることをやめて、貧乏神に好かれないようにしましょうね。
ハローワークで、貧乏神の幸子さんは、貧乏神に好かれるもう一人の人を見つけます。
それはどんな人か?
『お金持ちになって南の島でのんびり暮らしたい』なんていう人は、貧乏神に好かれるようですよ。
興味ある方は、『夢をかなえるゾウ2』を読んでくださいね。
次回につづきます。
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