こんにちは、神谷です。
例えば、お昼休み後の、午後一番の仕事になかなか入れないことはありませんか。
やらなければならないことがあるのに、なぜが気乗りがしなくて、あまり必要性のない雑作業を始めてしまったり。
調査だといいながら、ネットサーフィンしてしまったり。
私はよくありました。
そして、どうすればよいかを発見。
今ではその方法を使って、スムーズに仕事をしています。
Contents
仕事を上手に再開するコツ
結論を先に言うと、
『仕事を中断するときには中途半端に終わらせる』
です。
多くの人は、キリのいいところで仕事を終わらせている
例えば、多くの人は、キリのいいところまでやって、午前中の仕事を終わらせるのではないでしょうか。
かくいう私も、そうでした。
これは、あながち間違っているわけではありません。
中途半端で仕事を終わらせてしまうと、考えていたことを忘れてしまって、ミスをすることがありますから。
しかし、この方法は問題もあるんです。
人は新しいことをやるときにはエネルギーがたくさん必要
人は、新しいことに取り掛かるとき、たくさんの心のエネルギーが必要になります。
お昼の休憩によって、仕事のエネルギーはどんどん落ちていきます。
そして、午後の仕事の再開でそのエネルギーを上げていかなければいけません。
そんなときに、新しい仕事を始めると、
お昼休憩によって、仕事エネルギーが落ちている
新しい仕事のために、ちょっと多めのエネルギーが必要
ということになり、なかなか仕事がうまく起動できません。
ブログを書くのを例にしてみるとわかりやすいかもしれません。
例えば、今日は2件のブログを書くとき、「午前中に1件書いて、午後にもう1件書く。」と。
こんなパターンはよくあります。
そして、午前中に気合を入れて、1件書き終わったて、お昼休憩。
そして、午後からもう1件書こうとすると・・・なぜか気力がわかない。
ちょっと、リサーチもかねてネットにアクセス。
そのままネットサーフィンをして、だらだら過ごして2件目は書けず・・・、なんてことが良くあります(私の場合ですが)。
中途半場に中断した仕事は再開しやすくなる
仕事の再開をスムーズにしたければ、仕事を中途半端なところで中断することです。
どうして、仕事を中途半場なところで中断すると、仕事の再開がスムーズになるのか?
それは、すでに仕掛っている仕事なので、再開のハードルがかなり低くなっているからです。
ブログを例にとると、中途半端に中断した先で書こうと思っていることはだいたい決まっているでしょう。
ブログのライティングの再開時に、その決まっていることを具体的に書くくらいから始められます。
これが、新しいブログを書くことになると、
「さぁ、書き始めはどうすればいいだろうか。」
「ブログの全体構成はこれでよかっただろうか。」
など、かなりハードルの高いことから開始しなくてはいけないので大変。
午前中に1件目のブログを中途半端で終わらせて、午後に仕事を再開した場合、1件目のブログを仕上げるころには、休憩で冷えてしまった脳の仕事のエンジンもかなり温まってきているはず。
そのような仕事エネルギーが温まった状態から、2件目のブログにかかれば、ブログの書き出しのハードルも超えやすいというものです。
「これでは、仕事が遅れてしまう。」と思った人は、
1件目のブログ記事を仕上げて、さらに、2件目のブログの書き出し位までを午前中にやってしまうことです。
前倒しで2件目のブログの中途半端状態をつく出すわけです。
中途半端感をもっと小さくすると、さらに仕事に入りやすくなる
中途半端感をもっと小さくすると、さらに仕事に入りやすくなります。
どれくらいの中途半端さで中断するかは、その人の仕事のエネルギー次第。
だから、いろいろな中途半端のパターンを試してみて、自分に合ったスケールの中途半端にする必要はあります。
注意、忘れて困るものはメモをしておく
注意しなければならないのは、いいアイデアが浮かんで、それを仕事に取り込もうとしたところで中断する場合。
アイデアは、一瞬だけのことがあるので、そんなときには、メモにキーワードだけでも書いておく必要があります。
仕事を再開するときに、思い出せるレベルでキーワードを書いていても、数十秒もかからないでしょう。
「はぁ、終わった。休憩しよう」は危ない
私もそうなんですが、多くの人は仕事をしていて、キリのいいところまでできると、
「はぁ、終わった。休憩しよう」
と思って、仕事を中断するのが危ない。
仕事を再開するときに、上手に再開できないときも。
大変な仕事が終わってすぐに休憩したい気持ちはわかります。
でも、次にやる仕事をちょっとだけ仕掛ってから、休憩に入るのがいいと思います。
最初は面倒だと思います。
最初は、
新しい仕事の資料の最初の1段落だけ読んでおくとか
新しい仕事の資料のタイトルだけでも読んでおくとか、
新しい仕事の資料を机の上に出しておくとか、
だけでも、次の仕事にスムーズに入れるはずです。
最後に
今回、お伝えした「休憩後、カンタンに仕事を再開するコツ」は、かなり長く実践していますが、私の仕事の効率アップにとても役に立っています。
やる気にいつもあふれていれば問題ないですが、人の心は揺れる。
しかし、少ないやる気を上手に利用しても、仕事をしなくてはいけないことが多い。
特にフリーランスは自由。
自由ということは誰にも強制されないので、自分で心をコントロールしなくてはいけません。
だから、自分の心をコントロールするために、いくつもの技を身につけなくてはいけない。
「休憩後、カンタンに仕事を再開するコツ」は、そんな心のコントロールのための一つの技です。
実践もカンタンで結構効果があるので、
あなたの仕事の効率アップ
将来の夢を手につかむことに
役立ったら、うれしく思います。
PS
このアイデアは『ドラゴン桜』の1シーンを参考にしました。
『ドラゴン桜』の何巻だったかは覚えていません。
もし読み返した時に、わかったら、ブログの記事を更新します。
昔読んだ本の一節が後に役に立つことがあるのですから、読書って大事ですね。