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『ありがとうとお金の法則』 小林正観

2014-08-11

 

おはようございます。

神谷です。

小林正観さんの本はずいぶん読んでいるで、正観さんの言っていることはもう分かっているから、もう正観さんの本は読まなくていいかな・・・と思っていました。

そうしたら、嫁さんがこの『ありがとうとお金の法則』を買って読んでいたのです。

せっかく買ったというのだから、読んでみることにしましたが、読んでみるといろいろショックを受けてしまいました。

正観さんの言っていることがもうわかっているなんて、おこがましいことでした。

最近不機嫌

不機嫌

まず、ショックを受けたのが、「はじめに」に書いてあったゲーテの言葉。

「人間の最大の罪は不機嫌である」

最近、私自身、「不機嫌」なんです・・・。

私は、いろいろ不安を抱えていて、その不安に注目してしまう性格があります。

だから、その不安を考えていると、態度はどうしても「不機嫌」になる。

不安な気持ちを振り切って、明るい方向に考えると、それ自体が不安を呼ぶのです。

常に、その不安に注目していないと、不安になる。

不安に注目していても、不安になる。

そして、不安に思っているから、態度は「不機嫌」。

なかなか救いがたい感情の連鎖だ。

「笑顔で、真剣に生きる」

これの挑戦を思い立った次第です。 

改めて、正観さんの本を読んで、今の生き方がぶれまくっていることに気付きました。

では、お金にまつわる正観さんの話をピックアップして紹介していきたいと思います。

たそがれたラーメン屋さんでお金を使う

醤油ラーメン

あなたは、金額が同じだった場合、美味しくて、流行ってるラーメンと、まずくて、寂れているラーメンのどちらを選びますか。

私は、美味しくて、流行っているラーメンを選びます。

多分、100人の人に同じ質問をしたら、100人の人が私と同じ回答をするのではないかと思います。

しかし、正観さんは、

私は、ラーメン屋さんを選ぶとき、全然お客が入っていない、たそがれたラーメン屋さんに好んで入ります。

なぜかと言うと、行列ができ1日1000人の客が入るラーメン屋さんにとって、私の払った650円は、価値で言いうと1000分の1。

ところが、1日10人の客しか入らないような、流行らないラーメン屋さんにとっては、同じ650円が10分の1の重みをもつからです。

こちらの方が、私のお金はより喜ばれるわけです。

喜ばれ方が全然違う。

う~ん、なるほど・・・

私は、この考え方を全面的に支持するわけではありません。

ラーメンは美味しいものを食べたいし。

流行っているラーメン屋さんなら、接客だって流行っていない店より優れていると考えられるから。

多分、正観さんは、「ラーメンを食べて、満足する」というところに重きを置いていないのだと思います。

自分の行動が少しでも他の人に喜んでもらえるか、ということに重点を置いているのだと思います。

このラーメンの件は、それの極端な例ですね。

これは、正観さんのお金の使い方を紹介したもので、自分にこれが実践できるかはなはだ疑問です。

ただ、これからは少しだけ、お金を使う時に、

「このお金は喜びを与えるために自分から出ていくのだろうか?」

ということを意識するのは、「お金との運」をよくするのに役に立つのではないでしょうか?

 

心のブレを正す本

最近ツイテないなぁ・・・なんて思ったら、運が傾いているわけではなく、生き方がブレているのかもしれません。

そんな生き方のブレをただす本を持っておくべきですね。

この『ありがとうとお金の法則』はお金に関するブレをただしてくれる本です。

では、次回からも正観さんのお金の考えについて紹介していきたいと思います。

ちなみに、この本は、『楽しく上手にお金とつきあう』という本を改題して文庫本化したものです。

すでに、そちらの本を読んでいる方は、ご注意ください。

ご購入の際は、こちらからどうぞ

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