おはようございます。
神谷です。
お金が多く手に入ったら、まず何を考えるか?
多くの方は、
「美味しモノでも食べに行こうか」
と考えるんじゃないですかね。
どうも、その考えは運を衰えさせるらしいですよ。
水野南北という人の研究結果
江戸の中期に水野南北という人がいたです。
この方は、人相、手相の大家でしたが、
■ 手相が福相なのにダメになる人
■ 人相が福相なのにダメになる人
そこで、考え付いたのが、食生活でした。
食生活を聞いて占断を下すと百発百中とのことだったようです。
どんなに良相、健康でも、暴飲暴食をすれば強運短命。
どんな悪相、凶運でも、粗食を心がけて腹八分目にすれば、良運良命・・・
考えてみれば当たり前ですね。
お金が入ったら、食事について少しは素材の良いものに変える手もいいかもしれませんが、いきなり肉食系に変わったり、外食ばかりになったり、たくさんお酒を飲みはじめれば、それはいいことありませんね。
お金があるのに、美味しいものを我慢しまくるというのも、精神的に悪そうなので、メリハリ付けてほどほどに・・・というところが正解なのでしょうか。
お金が入ってくる仕組み
正観さん曰く
お金は貯めようとした瞬間にダメになるようです。
お金を宇宙から無限にいただいて使っていると、無限に入ってくるのですが、貯め込もうとするとたまらない。
これが宇宙の法則。
<中略>
「お金が入ってくると元気になる」という人は、その人にとってお金がエネルギーです。
エネルギーはダム湖のように上に貯まっています。
その導管の中をゴミがとめているから水が流れ込んでこない。
つまり、流れ込むには、このゴミを取り除けばいいということが分かります。
このゴミというのが、「我欲」「執着」「こだわり」だそうです。
「お金が欲しい」と思っている人にはお金が入ってきません。
「お金が入ってこないから欲しい」
という人がひますが、欲しがっているから入ってこないというのが正解とのこと。
なかなか、この考えまでたどり着けませんね。
これは、
「お金を稼ぐには投資が必要」
ということも含んでいると思うのです。
お金を稼ぐには、まずは上手にお金を使う事。
この時、「我欲」「執着」「こだわり」が強すぎると上手にお金が使えませんね。
しかし、「我欲」「執着」「こだわり」を手放すのが難しいです。
そんな、悩みに正観さんが答えています。
この「我欲」「執着」「こだわり」という精神的なゴミを取り去るためにはどうすればいいのかと言うと、掃除をすること。
精神的な掃除ではありません。
本当の掃除をすること、なのです。
お金を稼ぐためのスタートも、掃除のようですね。
喜ばれる存在になる
生涯納税額日本一の斎藤一人さんがこういっていました。
「楽しんでやった仕事には、お金がついてくる。」(ちょっと記憶があやふやなので、語彙は正確ではありません)
これは、楽しく仕事をすれば、疲れないし、集中力も上がるし、やる気も出る、という事だと思っていました。
確かにこれもあるのでしょうが、楽しい時って、「たくさんの人に喜んでもらおう」と考えているときは楽しいんじゃないでしょうか。
たとえば、ある事業をやって稼げなくて撤退。
その時、
a. この事業は、あまり楽しんでもらえなかったのだな。だったら次はどんな手で楽しんでもらうか。
b. この事業は、全然儲からなかった。次はどうやって儲けようか。
それぞれを考えているとき、顔つきはどうなるでしょうね。
a.は楽しそうな顔しているでしょうし、b.は苦しみながら仕事をしている場合が多いのではないでしょうか。
だから、「喜ばれる存在」を作りだしたり、「喜ばれるモノ」を作り出すと売り上げはついてくるのですね。
結構シンプルな考え方ですけど、やっている人は少ないのでは。
お店をやっている方は、
ひとまず儲けのことは忘れて、
「お客さんをどうしたら喜ばせることができるか。どうしたら楽しんでもらうことができるか。」
を考え抜いてみてはいかがでしょうか。
厳しいですけれども、
「売れない」
というのは、
「喜ばれていない」
という事なんです。
ちなみに、この本は、『楽しく上手にお金とつきあう』という本を改題して文庫本化したものです。
すでに、そちらの本を読んでいる方は、ご注意ください。
ご購入の際は、こちらからどうぞ